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閉ざされた心

私が夫に心を閉ざした理由。
最初のきっかけ。


その日は本当に疲れていた。
毎日の生活、生きていること、自分の存在自体に。
どうしようもなく辛かった。
またリストカットしてしまいそうなくらい。


普段、私は辛かったり疲れていても夫には連絡しない。
夫も仕事が忙しく、彼を煩わせたり邪魔をしたりしてはいけないと思うのでどうしようもなく
追い詰められて自分で自分がわからなくなるくらいパニックになったときだけメールか電話を
するようにしている。


その日は完全に追い詰められていた。
そのため、夫に一言”疲れた”とメールをした。


別に彼にどうしてほしいとかそういうわけではない。
ただ自分が今、そういう状態なのだということをわかってもらいたいだけだ。
夫からメールの返事はこなかった。


そして夫が帰宅するなり突然怒り口調で話し始めた。


「”疲れた”ってメールされて、俺はなんて返せばいいわけ?
 お前は俺になんて言ってほしいんだ?なんて言えばいいのかわかんねぇよ!
 ”疲れた・疲れた”ってさ、じゃあ、俺は疲れてないのか?
 逆に俺がお前に”疲れた”ってメールしたらお前はなんて言うんだよ!答えろよ!」


違う、違う。私はそんなことを求めたんじゃない。
そんな言い争いをしたくて、説教をしてほしくてメールしたわけじゃない。
あなたにそんなことを求めたわけではない。
ただ、私の今の状態を理解してほしかっただけなのに・・・・・・


そして頭ごなしに怒鳴られて私もカッとなってしまった。


「あなたが疲れていることだってわかっているわよ。
 結局、あなたはろくに仕事もしないで家にいるのに”疲れた”なんて言っている
 私のことが気にいらないんでしょ?そんなに当り散らさないでよ!
 そもそもあなたの言っている”疲れた”と病気の私が言っている”疲れた”は
 根本的に違うのよ!!」


「当り散らしてなんていねぇよ!俺はお前と向き合おうと思って言っているんだ!
 そんなふうに言われるなんて心外だね!
 ”疲れた”って言われてなんて言えばいいかなんてわからねぇよ!
 なんて言ってほしいのか答えろよ!俺の質問に答えろよ!」


「もう、いいよ。
 そんな言い争いする元気もないぐらい疲れているの。これからはあなたには頼らないから。」


「それじゃ、答えになってないし解決にもならねぇよ!逃げるなよ!答えろよ!」


「もう、いいって言ってるじゃん。
 疲れたって言ってるじゃん。死にたいぐらい疲れているんだよ・・・・・・」


「死にたいっていうけど、生きたくても生きられないやつがいっぱいいるんだよ!」


「わかってるよ!だから私はきれいごとじゃなくてそういう人と本当に代われるものなら
 代わってあげたいって心から思っているよ!」


「そんなことできないんだから生きろよ!俺のために生きろよ!
 じゃあ、なんでお前は俺と結婚したんだよ!」


今更そんなことを言われても困る。
だって結婚したときは少なくともこんなどん底な状態じゃなかったのだから。
それに話の根本がずれすぎているし、これ以上話しても平行線だ。


そして夫はそのままお風呂に入ってしまった。


最近、夫は仕事が忙しくてストレスが溜まっているのだろう。
それで家に帰ってもこんなクヨクヨした妻がいたらたまったものではないだろう。


しかし、私にとって唯一の理解者は夫だけなのだ。
その理解者をも私は失ってしまった。


あるブログで読んだことがる。
「うつ病の人の心を理解するには自分がうつ病になるのが一番早い」
と。


そう、健康な人には病気の人の気持ちはわからないものなのだ。
この溝はこの先もずっと埋まらないだろう。


そして私は夫に心を閉ざした・・・・・・。


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テーマ : 壊れそうな心
ジャンル : 心と身体

コメント

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No title

コウさん

はじめまして!
ブログへのご訪問&コメントありがとうございます!

多分、夫が怒ったのは自分も仕事で疲れているのにというところからくるストレスと八つ当たりかと。
きっと、彼自身にも心の余裕がなかったのだと思います。

コウさんは優しいのですね。

節電 etc・・・  は本当に小さなことですが、塵も積もればなんとやらという気持ちでやらせていただいています。

こちらこそ、これからもよろしくお願いします★

コモモさん 頑張ってp(´∇`)q ファイトォ~♪ 

 コモモさん はじめまして、コウと申します。

 コモモさんの「疲れた」というお言葉に、なぜご主人は怒るのでしょう(゙ `-´)/
私なら、コモモさんに 「大丈夫?」と声をかけますヽ(^ ^ ) ヨシヨシ

 ↑コモモさんは、節電、義援金の寄付、食べ物を残さない をされていて、立派です(^-^)//””ぱちぱち

 これからも よろしくお願いします(^人^)オ・ネ・ガ・イ
ではまた☆

No title

paoさん

的確なアドバイスありがとうございます。

確かに、お互いカッとなってただの言い争いになり根本的なものを見失っていると思います。

今回の場合、私は疲れている上に突然怒鳴られ本来と違うことを追求され戸惑いと逆上と投げやりが一気に押し寄せたのがこの騒動を招いたかと思います。

人と人とのやりとりとは難しいものですね。

アドバイス、今後参考にさせていただきます。

No title

hiroさん

ありがとうございます。

仕事で疲れて帰ってきて、こんなクヨクヨした妻が家にいたらまたどっと疲れてしまいますよね。

なので本当は夫に頼らず一人で耐えなければならなかったのかもしれません。

みんな悩みをかかえていますからね。

言葉を超えて

このお話両方の気持ちがとってもわかる気がします。
話は平行線です。
それはこの「やりとり」が平行線だから。
「やりとり」が平行線なだけで、ふたりの気持ちが全部平行線なんじゃない。
ことばにこだわると、ついおきまりの「やりとり」に陥ってしまいます。
だからわたしは、それを感じると「言葉」を聞くのをやめるようにしています。
「言葉」ではなく相手の本心だけを聴こうと思います。「言葉」が何を言っていても関係ない。
自分が本当は何を言いたいのか、相手は本当は「言葉」にとらわれなければなにを思っているだろうと考えるのです。
お互いが「言葉」と「言葉」でやりとりしてしまうと、おきまりの結末が待っています。
できることは、自分の方が「言葉」を手放して、「やりとり」を続かなくしてしまうこと。
本当に望んでいることだけを言ったり聴いたりしようと自分が姿勢を変えれば、違った関係が持てるようになる。
わたしはいつも、こんなスイッチが入ったら切り替えるようにしようと思っています。そうすると、相手もこだわっているのがばからしくなって変化します。
「”疲れた”ってメールされて、俺はなんて返せばいいわけ?」これが、始まりのようですが、ここで流れを変えてしまうのです。
「言葉」の質問に答えずに、自分が何を訴えたいのかを素直にいってみる。

長くなってしまいましたので、また機会があれば。
嘘のようにこの関係は改善できますよ。

コモモちゃん、悩まないで、、。

閉ざした心はいつの日か開くことができる。
閉ざすときほどストレスはかからないかも知れない。

お坊ちゃま君にとって、
コモモちゃんが一番大切な人であることは間違いないのだから、、。
それはコモもちゃんが一番よく分かってること。

私もね、疲れがピークのときは、
自己チューになって、嫁さんに配慮のない当たり方するときあるよ。
プロフィール

コモモちゃん

Author:コモモちゃん


性 別: メ ス
年 齢: 33歳(若作り)
血 液: O 型
兄 弟: いない
結 婚: している(7年目)
子ども: 妊娠中
現 在: 東 京(昔も東京)
うつ歴: 2005年に発症
      現在通院・投薬なし

このブログ:私とお坊ちゃまの
       結婚生活の記録

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