お坊ちゃまのお悩み相談
先日、初めてお坊ちゃまが私のカウンセリングに同伴した。
病気の私にどう接していいのか、自分の接し方は間違っていないか
いろいろと先生に相談したいと言うのだ。
自己紹介を終えたあと、早速お坊ちゃまのお悩み相談が始まった。
(坊ちゃん)
「あの、僕は病気じゃないのでわからないんですけど、どうしても彼女が物事から
逃げてるようにみえてしまったり、疲れたと言ってぐったりして寝ていたりすると
怠けているように見えてしまって、彼女のことを怒ってしまうんです。
何回も熱中症になったときも同じ環境で働いてる人はならないのにどうして彼女だけ
なるのかって言ったら
『私はうつ病で体力もないし抵抗力もないから』
って、言われたんですけど、本当にそうなのかどうなのかわからないんです。
元気なときはすごく元気なのでどうしても病気の人として見れないんです。」
(先生)
「うん、うつ病っつーのは、そーゆーもんだぁ。
うつ病には波があって特に彼女の場合は波が激しいから、落ち込んでてもすぐに
元気に戻ったりするでしょう?だからわかりにくいんだな。」
(坊ちゃん)
「そうなんです。僕も一日中いっしょにいるわけじゃないので、昼間とかは実は
落ち込んでたりするのかもしれないんですけど。僕に見せないだけで。
たまに会社にいるとメールとか電話がきたりするんですけれど、最近はないよね?」
(コモモ)
「うん。君に連絡するときはもうほんっとうにどん底まで沈んだときだけだから。」
(先生)
「基本的に波の下の部分が本当の姿だと思ってください。
それから普通の人より、普通の人だなぁ。他の人より体が弱い人だと思ってください。」
(坊ちゃん)
「先日、彼女の悪い点として彼女のおじいさんを例にあげたんです。彼女の悪い部分が
結局は自分の嫌っているおじいさんと同じようなことをしているんだよって。
そうしたら彼女も悪い部分を直してくれるんじゃないかと思って。そうしたら、
彼女に今後、私の前ではおじいさんの話はするなって言われたんですけど
これってどうなんでしょう?」
私はおじいさんの話を一切、先生にしていないので話が通じていないと思い付け足す。
(コモモ)
「私はおじいさんが本当に大嫌いで死んでくれて清々したって思っているんです。
私の中ではあの人はいなかったことになってるんです。」
(先生)
「そりゃー、例えが悪かったな。
それに、あなたの周りにだって嫌な奴いるでしょ?そいつに例えられたら嫌でしょ?」
(坊ちゃん)
「僕、逆なんです。嫌な奴周りにたくさんいますけど
『こういう風になっちゃいけないな』って、反面教師にしてるんです。
反面教師って言葉、彼女にも伝えたんで伝わるかなと思って。」
(先生)
「でもさ、彼女にとって『死んでくれて清々した』って相当だよ?
普通に生活しててさ、そんな風に思う人いる?そう思うってすごい強い気持ちだよ。
そんな人に例えられたらやっぱり嫌だよ。それはよくなかったね。」
(坊ちゃん)
「では今後、治療の中でもおじいさんのことについては触れないんですか?
根本の部分を治さないといけないと思うんですけど?」
(先生)
「触れないねぇ。だって今は体とか大変だしそれどころじゃないもん。
もっと彼女がよくなって落ち着いて余裕ができたら触れていくけど。
今、そんな余裕ないよねぇ?」
(コモモ)
「はい!それどころじゃありません!あんなのどうでもいいっす!」
(先生)
「それからさ、僕が彼女の病気を治してあげようとか思っちゃいけないよ?」
(坊ちゃん)
「それは思ってません。でも土日とか僕も友達とか少ないし、趣味もないんで、
(趣味がない?!この野郎、毎日寝る間も惜しんでモバゲーやってんじゃん!byコモモ)
ついつい彼女のことかまっちゃうんです。
だから、あまり彼女のことかまいすぎてもいけないなと思って実家に帰ることも
勧めたんですけれどなんか・・・・・・」
(先生)
「コモモさんは実家に帰るのはどうなの?」
(コモモ)
「実家に帰るとなんか逆に気を使うので帰りたくありません!」
(先生)
「だって。だったらさ、土日はあなたが出かけなさい!コモモさんもそれでいいでしょ?」
コクリ・コクリとうなずく私。
(坊ちゃん)
「そ・・・・・・そうなんですけど、彼女も僕が出かけても気にしない性格だって
わかってるんですけど・・・・・・、やっぱり彼女中心に動いちゃうんですよね。
・・・・・・、やっぱり、僕、僕が彼女を治すって思ってます!」
(先生)
「なんか話聞いてるとそうみたいだねぇ。」
ここでタイムア~ウト!!
(先生)
「なにか言い足りないことありますか?」
(坊ちゃん)
「はい!いっぱいあります!また時間作って来ます!!」
えぇぇぇ!まだあんのかいっ?!
45分間・・・・・・お疲れ様でした。
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病気の私にどう接していいのか、自分の接し方は間違っていないか
いろいろと先生に相談したいと言うのだ。
自己紹介を終えたあと、早速お坊ちゃまのお悩み相談が始まった。
(坊ちゃん)
「あの、僕は病気じゃないのでわからないんですけど、どうしても彼女が物事から
逃げてるようにみえてしまったり、疲れたと言ってぐったりして寝ていたりすると
怠けているように見えてしまって、彼女のことを怒ってしまうんです。
何回も熱中症になったときも同じ環境で働いてる人はならないのにどうして彼女だけ
なるのかって言ったら
『私はうつ病で体力もないし抵抗力もないから』
って、言われたんですけど、本当にそうなのかどうなのかわからないんです。
元気なときはすごく元気なのでどうしても病気の人として見れないんです。」
(先生)
「うん、うつ病っつーのは、そーゆーもんだぁ。
うつ病には波があって特に彼女の場合は波が激しいから、落ち込んでてもすぐに
元気に戻ったりするでしょう?だからわかりにくいんだな。」
(坊ちゃん)
「そうなんです。僕も一日中いっしょにいるわけじゃないので、昼間とかは実は
落ち込んでたりするのかもしれないんですけど。僕に見せないだけで。
たまに会社にいるとメールとか電話がきたりするんですけれど、最近はないよね?」
(コモモ)
「うん。君に連絡するときはもうほんっとうにどん底まで沈んだときだけだから。」
(先生)
「基本的に波の下の部分が本当の姿だと思ってください。
それから普通の人より、普通の人だなぁ。他の人より体が弱い人だと思ってください。」
(坊ちゃん)
「先日、彼女の悪い点として彼女のおじいさんを例にあげたんです。彼女の悪い部分が
結局は自分の嫌っているおじいさんと同じようなことをしているんだよって。
そうしたら彼女も悪い部分を直してくれるんじゃないかと思って。そうしたら、
彼女に今後、私の前ではおじいさんの話はするなって言われたんですけど
これってどうなんでしょう?」
私はおじいさんの話を一切、先生にしていないので話が通じていないと思い付け足す。
(コモモ)
「私はおじいさんが本当に大嫌いで死んでくれて清々したって思っているんです。
私の中ではあの人はいなかったことになってるんです。」
(先生)
「そりゃー、例えが悪かったな。
それに、あなたの周りにだって嫌な奴いるでしょ?そいつに例えられたら嫌でしょ?」
(坊ちゃん)
「僕、逆なんです。嫌な奴周りにたくさんいますけど
『こういう風になっちゃいけないな』って、反面教師にしてるんです。
反面教師って言葉、彼女にも伝えたんで伝わるかなと思って。」
(先生)
「でもさ、彼女にとって『死んでくれて清々した』って相当だよ?
普通に生活しててさ、そんな風に思う人いる?そう思うってすごい強い気持ちだよ。
そんな人に例えられたらやっぱり嫌だよ。それはよくなかったね。」
(坊ちゃん)
「では今後、治療の中でもおじいさんのことについては触れないんですか?
根本の部分を治さないといけないと思うんですけど?」
(先生)
「触れないねぇ。だって今は体とか大変だしそれどころじゃないもん。
もっと彼女がよくなって落ち着いて余裕ができたら触れていくけど。
今、そんな余裕ないよねぇ?」
(コモモ)
「はい!それどころじゃありません!あんなのどうでもいいっす!」
(先生)
「それからさ、僕が彼女の病気を治してあげようとか思っちゃいけないよ?」
(坊ちゃん)
「それは思ってません。でも土日とか僕も友達とか少ないし、趣味もないんで、
(趣味がない?!この野郎、毎日寝る間も惜しんでモバゲーやってんじゃん!byコモモ)
ついつい彼女のことかまっちゃうんです。
だから、あまり彼女のことかまいすぎてもいけないなと思って実家に帰ることも
勧めたんですけれどなんか・・・・・・」
(先生)
「コモモさんは実家に帰るのはどうなの?」
(コモモ)
「実家に帰るとなんか逆に気を使うので帰りたくありません!」
(先生)
「だって。だったらさ、土日はあなたが出かけなさい!コモモさんもそれでいいでしょ?」
コクリ・コクリとうなずく私。
(坊ちゃん)
「そ・・・・・・そうなんですけど、彼女も僕が出かけても気にしない性格だって
わかってるんですけど・・・・・・、やっぱり彼女中心に動いちゃうんですよね。
・・・・・・、やっぱり、僕、僕が彼女を治すって思ってます!」
(先生)
「なんか話聞いてるとそうみたいだねぇ。」
ここでタイムア~ウト!!
(先生)
「なにか言い足りないことありますか?」
(坊ちゃん)
「はい!いっぱいあります!また時間作って来ます!!」
えぇぇぇ!まだあんのかいっ?!
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tag : カウンセリング